FC2ブログ

A.F.M.活動報告

こちらのブログはhttp://akos-family.net/blog/へ移動しました。

第6日目 #2

ゲッセマネの園

●ゲッセマネの園

ゲッセマネ=オリーブしぼり、という意味があるそうで、その名の通り、オリーブの大木が並ぶ園でした。ここは、イエスが十字架にかかる前に祈られた場所としても有名です。オリーブの木は見た感じ、2000年前の木がそのままあるのか、と思うほど立派な大木です。しかし実際には、ローマ軍がエルサレムを襲った時、木という木は全て累を築くために切り倒されたので、当時の木は残っていません。

P3230310.jpg ←オリーブの大木。おもむきがあります。

イエスが、この園で何を祈られたのか、聖書からご紹介します。

それからイエスは出て、いつものようにオリーブ山に行かれ、弟子たちも従った。
いつもの場所に着いたとき、イエスは彼らに、「誘惑に陥らないように祈っていなさい。」と言われた。
そしてご自分は、弟子たちから石を投げて届くほどの所に離れて、ひざまずいて、こう祈られた。
「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。
しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」
すると、御使いが天からイエスに現われて、イエスを力づけた。
イエスは、苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。
(ルカ22:39~44)


ここの箇所で、「いつもの場所」と表現されているので、イエスはよくゲッセマネの園で祈られたのがわかります。(マタイ26:36などで、ここが"ゲツセマネ"であったことが書かれています) イエスはすでに、これから捕らわれて、十字架の刑を受けなければならない事を知っています、それを前に祈られました。いくら神の子であっても肉体は人と同じ、痛みも苦しみも私たちと同様に味あわなければなりません。

しかし、戦いはそれだけではありません。ここで言う「杯」とは、神の怒りを指しています。人々が神に背を向け、神中心ではなく自己中心で歩む、何度となく伸ばされた神からの助けを拒み、否定する・・・そのような人類の罪を、神の怒り、呪いを、人類の代表としてイエスは飲み、神から切り離されることを受け入れなければなりません。さらに荒野で受けた試練と同様、悪魔から「十字架をやめてしまえ」とどれだけ誘惑があったでしょう(この時、側にいるはずの弟子たちも、誘惑に陥って眠りこけてしまいました)。自由意志がありますから逃げる事もできました、しかし私たち人類の罪の贖いを完成させるために、イエスは戦って下さったのです。天使も応援に駆けつけ、ついには「父のみこころのとおりにしてください」と言うことができました。この言葉は十字架を巡る戦いの決着でもあります、ついに祈りの中で勝利なさったのでした。

●血の汗

この記述を書いたルカという人の職業は医者であったと言われています。ですから、医者独自の観点がルカの福音書には随所に見られます。「血の汗」もルカにしか出てこない言葉ですし、医者が言うことですから本当です。イエスはここに来る直前に、弟子たちと過越しの食事(最後の晩餐として有名)をしていますが、ほとんど食べていないでしょう、またこの祈りでたくさんの汗をかいているはずですから、体も脱水状態にあったのでしょう。今の医学でも、人があまりにも追いつめられて、脱水状態でいると、血が汗と一緒に出てくる、ということが臨床実験で実証されているそうです。この祈りの壮絶さがうかがえます。

●追いつめられても、弟子を気づかうイエス

園で祈りを終え、弟子とともにいる時、いよいよローマの兵士や祭司、パリサイ人らの群衆が、イエスを捕らえるためにやってきました。もちろん弟子の一人であった裏切り者のユダも敵側にいます。暗がりの中でイエスを取り違える事がないように、ユダは口づけをするその人がイエスである事を伝えます。この口づけとは、文字通りキスの事ですが、これはユダヤ人の習慣で、律法学者=ラビに対して最高の尊敬をあらわす行為で、今でも行われているそうです。ですからユダは、最高の愛の行為を使って、最低な事をしてしまいました。

このとき、弟子のペテロは勇敢に戦いました。イエスを守ろうと剣をぬき、襲いかかった相手の耳を切り落としてしまいます。するとすぐに、イエスは「剣をおさめなさい」と言って、その耳を取り、直してあげました(ルカ22:51)。もしそのままであったなら、一緒にペテロも捕らえられてしまいます、ですからペテロを助けるためにイエスは耳を直したんです。このように一番追いつめられている時でさえも、弟子の事を一番に気づかうようなお方なんですね。

P3230313.jpg ←ゲッセマネの園にも教会がありました。会堂の壁画は、もちろんイエスが祈っておられる場面が描かれています。
スポンサーサイト



  1. 2001/03/23(金) 03:28:13|
  2. Israel2001
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<第6日目 #3 | ホーム | 第6日目 #1>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://afgc.blog27.fc2.com/tb.php/331-25948500
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2カウンター

義援金募集

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして

プロフィール

AKO

Author:AKO
Gospel Choirを指導して、早いもので丸12年が経ちました。まだまだ成長の足らない私ですが、精一杯みなさんと一緒に歌って行きたいと思います。日本のGospel Choir、がんばろう~~!

最近の記事

ブログ翻訳

powered by 3ET
powered by 電脳PC生活

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

QRコード

QRコード