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A.F.M.活動報告

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第4日目 #1

マサダの要塞
→エン・ゲディ

●マサダの要塞=ユダヤ魂の象徴とされる場所

1838年、アメリカ人のエドワード・ロビンソンによってエン・ゲディから望遠鏡で発見された場所です。ヨナタン・マカビーが砦を築き、そのあと紀元前36年にヘロデ王が再建しました(三つの要塞の一つ、他にもカイザリヤ が出てきましたね)。死海の海面から約430m上がった山で、その山の頂上に砦を築いています。

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↑マサダの砦が右上の部分に建てられてます。↑マサダの模型。山の形を利用して作られてるんですね。

66年、極右翼集団(シッカー)である熱心党(ユダヤ教の一派)により征服されますが、エルサレムがローマにより陥落され、967人のユダヤ人がマサダに立てこもり、2年以上抵抗し続けました。しかしローマ軍はマサダを落とすため、まわりから斜面に沿って累を築く土木工事をし、棟を積み重ねながら工事を続けました。

P3210164.jpg ←斜道(通称:蛇の道)も奴隷を使って作られました。

上から見ていたユダヤ人は、その工事を攻撃できませんでした、なぜならローマ軍は工事のためにユダヤ人の奴隷を使っていたからです。いくら自分たちに不利な工事をしていても、同胞であるユダヤ人を攻撃することはできません。最後、もうだめだ!という時に、立てこもっていたユダヤ人達はローマ軍に滅ぼされるぐらいなら、と自害を選んだのです。そして最後11人が残されたとき、誰が殺すかをくじを引いて決めました。そのときに使われたくじが発見されています。・・・しかし、二人の夫人と5人の子供が隠れて残っていたため、この話が後日明らかになったという事です。

P3210172.jpg←くじが発見された場所

●「ユダヤ魂の象徴」なんだけど・・・しかし

この話しはユダヤ人は誰でも、小さい頃から教えられるそうです。マサダこそエルサレムでありユダヤ教である、と考えていました。2000年まで、成人式=バルミツバ(男性は13才、女性はベスミツバと言って、12才)にはマサダに登り、マサダのシナゴーグにて聖書を渡され、その場所で歌うことが儀式で、合い言葉のように「マサダは滅びない」と言いました。また、兵隊に入隊するときにも頂上までつづいている蛇の道を登り、忠誠を誓う入隊式が行われていました。しかしこの頃から、これでいいのか?という疑問が上がってきたそうです。なぜならここはユダヤ人が自害した場所であり、自殺をした者は今でも、普通の人とは違う場所に葬られているように、忌み嫌われる行為だからだそうです。・・・複雑ですね。

●王様も接待は必要だった?

このマサダを再建したヘロデ大王(B.C.37年にローマ帝国によりユダヤの王に任命される、A.D.70年没)とは、エドム人(=イドマヤ人)で、顔はイドマヤ人、腹はローマ人、でも立場はユダヤ人でした。彼は被害妄想が相当に強い人で、砦をたくさん作りましたが、一度も住んでいないそうです。マサダの宮殿は、柱に大理石を使いたかったのですが、石が重すぎて上まで運べません、そこでしっくいを塗って、大理石のように見せかけて作ってあります。このような所からも、いかにヘロデ王が見せかけだけの王だったという事がわかるんですね。

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↑浴場跡(サウナかな?)↑タイルで作られた美しい飾りも発見されています。

中にはローマ浴場、サウナ風呂までありました。あのような山のてっぺんに、こんなゴージャスなお風呂があったとは驚きです(水は相当貴重なはずです)。サウナ風呂に至っては、蒸気が作れるような構造になっており、天井は溜まった水蒸気のしずくが垂れないようにアーチ型になっている、など、さまざまな細工がされてありました。ここで接待された客はみなリラックスして、あまりの心地よさに本音を吐いてしまう、という筋書きになっていたらしいです。いつの時代も、接待というのは付き物なんですね。

●美しいエン・ゲディ

エン(=泉)・ゲディ(=こやぎ)との名のとおり、荒涼とした岩山が並ぶ中、山の中腹から突然水がわき出ているところが名所となっています。ここだけ緑があるんです。ここは聖書の時代から祈りの場であったようです。そして名前の通り、動物たちにとっても憩いの場になっているのでしょう。

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↑岩山のすぐそばにこんな美しい緑が! ↑名前の通り、ヤギを発見!

この荒涼とした山々から、突如、中腹から水が噴き出すことがあるそうです。というのは、山には水を通しやすい地質、通しにくい地質の層があり、その分かれ目の所に水が溜まり水脈ができるためだそうです。聖書の中に、モーセが岩をたたいて水を出したエピソードが出てきますが、水脈をたたけば水は出るそうです。神様のお造りになった自然とは、なんと素晴らしいものでしょうね。

●ダビデとサウル王のお話・・・第1サムエル記 24章

聖書の有名な箇所の舞台となっているところで有名です。サウル王から命をねらわれているダビデが、追っ手から逃れ、エン・ゲディの荒野に隠れていました。それを知ったサウル王は3千人もの軍隊(しかも精鋭をえり抜いて)を引き連れてダビデを探しに来ます。そんなときにサウル王は用を足しにエン・ゲディのある洞穴に入るのですが、大きい方だったので(聖書には直訳で{足をおおう}となっていますので、足をおおうとしたら大のほうでしょう)お付きの者もなく、ひとりで入っていきました。しかし、その洞穴にダビデとその部下たちは隠れていたのです!

ダビデにとってはサウルを打つチャンスです。部下たちもそのようにダビデを促します。がしかし、ダビデは「主の油注がれた方にどうして手を下すことができよう」と言って、王を殺すことはしませんでした。そのかわりにサウル王の着物の裾をこっそり切り取りました。用を足し終わった王は、洞穴の外へ出てゆき、それについていくようにダビデも外へ出て王の前へ出ました。ダビデはどうしたか、というと、地にひれ伏し、サウルに対し悔い改め(着物の裾とは王の権威を表し、その権威に手を出した、ということで)、なんの謀反を起こす気のないことを訴えます。心からのダビデの訴えに心打たれたのでしょう、サウル王は声を上げて泣いて、殺すことを思いとどまりました。ここでわかるのは、ダビデは自分を殺そうと何度も襲ってくるサウル王に対しても、その人間性を見るのではなく、「神が立てた王」という見方を最後までつらぬいた、どんな状況に追い込まれても神を恐れていたことがわかります。なんと素晴らしい、揺るがない信仰でしょうか。

P3210187.jpg ←こんな洞穴だったのかもしれません。
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  1. 2001/03/21(水) 01:39:53|
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Gospel Choirを指導して、早いもので丸12年が経ちました。まだまだ成長の足らない私ですが、精一杯みなさんと一緒に歌って行きたいと思います。日本のGospel Choir、がんばろう~~!

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