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A.F.M.活動報告

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第3日目 #2

クムラン・・・死海写本の発見

●クムラン
・・・エルサレムが海抜800m、ここクムランは海抜下400m

20世紀最大の発見、1947年に死海写本が発見された場所です。新約時代はエッセネ派(ユダヤ教の一派で、旧約と新約の間の時代に生まれた)と呼ばれる人たちが共同体を作ってここに住んでいましたが、68年にローマによって滅ぼされました。

P3200122.jpg P3200124.jpg

クムランで発見された世界最古の「写本」は、最初タアミレ族の少年によって発見されました。羊飼いであった少年が羊を探しに来た時に、洞窟に石を投げたら何か割れる音がして、覗いてみたら陶器の破片と土製のかめを見つけ、その中に写本が7巻発見されたそうです。後に発掘を進め、数千の写本が出てきています。原典はもちろんありませんが、今ある聖書は99.9%原典の通り、と言えるそうです。
・・・信じられない人がいると思いますが、例えばシェークスピアは誰にでも信じられていますが、同じように原本は残っていません、シェークスピアが信じられるのなら、聖書はよっぽど信ずるに値します、なぜなら出てきている数が違うからです。(なるほど)

P3200126.jpg ←展示されていた壺。このような形で写本が発見されました。


旧約聖書はヘブル語、アラム語で書かれており、捕囚員の時に書かれたもので、新約聖書はギリシャ語で書かれています。ここに住んでいたエッセネ派の人たちの手によってたくさんの写本が生まれました。68年、ローマに滅ぼされてから1900年もの間、この地に埋められていた写本を発見したわけですが、発見された当時、掘り出した写本を取り出したら、空気に触れたとたんどんどん変色してしまい、あわてて温度や湿度を埋蔵してあった環境と同じように作り、変色をくい止めた、ということです。ということは、この写本をクムランという砂漠の乾燥地帯に1900年も保存されたのは神様の手によるもの、としか思えないですよね。

P3200131.jpg P3200128.jpg
↑クムランの洞窟、こんな所に写本が!↑エッセネ派の人が使っていた物も一緒に発見されています。

また、旧約聖書にある「イザヤ書」にいたっては、全部出てきたそうです。その上驚くことに、発見された当時一般的に使われていたレニングラード写本と比べても、内容はほとんど全く一緒であった、という事でした。しかし、このように、ユダヤ人が忠実に神の言葉を保って、伝え続けてくださったから、今私たちも聖書の言葉を知ることができた、福音に預かることができたわけです。使徒パウロは、聖書の中で「異邦人は誇ってはいけない、野生種のオリーブだ」(ローマ11:17~18)と言いました。ユダヤ人は補囚にとらわれていても神の言葉を保存するために、命をかけて写本を書き続けたとは、全く頭の下がる思いです。なんと今まで無知であったことか、その事に全く感謝することもなかった、と思い知らされました。あらためて、エッセネ派の人々を始め、ユダヤ人のみなさまに感謝します!

P3200130.jpg←当時、このような台を使って写本を作っていました。

●ヘブル語は右から左・・・これで納得。

ヘブル語は右から左へ文字を書いていきます。それは、この文字が書かれた当初とは、ノミと金槌で岩に刻み込んだからだそうで、右手に金槌を持てば必然的に文字は右から左へ移っていきますよね。なるほど。

●ヘブル語の復活:「言語史上類を見ない奇跡」

紀元70年にエルサレムが崩壊、ユダヤ人は全世界に離散していきました。それにともなって言葉も習慣も奪われていったのです。そして、再びユダヤ人がこの地に帰還し始めたのは19世紀後半、それまで荒れ放題だった土地が、ユダヤ人の手によって回復されました。同じようにヘブル語も「ベン・イェフダ」という人によって回復されました。彼は”約束の地で、父祖の言葉を復活させたい!”というヴィジョンが与えられ、家族を連れて1881年、当時まだオスマントルコ領だったパレスチナに移住し、一生をかけてヘブル語の回復の作業をしたのです。昔は使われてなくても現代では使われている言葉もたくさんあります。数千にものぼる新しい言葉は、なるべくその言葉のルーツをさかのぼり、または近い意味の言葉を探し、それを代わりに使って人々に定着したらOKになるそうで、その作業をベンさんは地道に続けていったそうです。ひとつの言語を立ち上げる、とはどんなに大変だったことでしょう、想像を絶する作業だと思います。この素晴らしい功績に敬意を表して今でもその名をつけた繁華街が残っているそうです。


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  1. 2001/03/20(火) 08:57:45|
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