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A.F.M.活動報告

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VOICE

私の職業に気を使ってか、よくいろいろな人に「何か、のどのために普段気を使っていることはあるんですか?」とか、「のどに良い、なにか特別なことやってます?」みたいな質問をよく受けます。まあ確かに、全く気にしてないわけではありませんが、あまりケアしてない方だと思います。以前に比べたら、全く声が出なくなるような、ひどい状態になる事はほとんどありません。前の方がよっぽど気を使っていたのですが・・・それはきっと、あるコンサートをきっかけに、私の声に対する考え方が変わったからだと思うんです。
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今から2年前ぐらいでしょうか、ある教会のコンサートに呼ばれて行きました。しかしその前はかなりスケジュールが詰まっていて、喉を酷使する日が続き、本番当日になって全く声の出ない状態になってしまいました。私なりに一生懸命に祈って、「この喉をどうか癒して下さい。もっと声が出るようにして下さい」とどれだけ祈ったかわかりませんが、届かず、全く良くなりませんでした。そんな状態なのにも関わらず、午前中の日曜礼拝で賛美、そして午後からコンサートというスケジュールです、もうここで引き返すわけには行かないので、「どんなになっても、知らない!あとは神様に任せよう。できる限りのことをすれば、それでよし!としようっと」と自分勝手に開き直るしかありませんでした。

まずは礼拝です。ただでさえ午前中は声が出ない時間帯です、あまり音域の広くない短い曲を選び、キーもできるだけ下げて(低音域もいつもより出なくなっているので、どの道歌えないんですが)歌うことにしました。案の定、声にならない声というんでしょうか、シャーっていうような”かすかす”な声しか出ません、それでもなんとか歌おうとすごく必死な姿勢を見て下さったんでしょうか、ちゃんとみなさん聞いて下さいました。・・・しかし個人的には「あ~、プロ失格じゃ~・・ほんっと申し訳ない!」という無念な思いを持って、礼拝での賛美を終えました。

そしていよいよコンサート、教会外からもたくさんの人が来て下さいました。しかし、人が多くなればなるほど、さらに「申し訳ない!みんなごめんなさい!」という思いが募るばかり・・・そんな思いに堪えかねて、最初の挨拶の中で(かすかす声で)「せっかくみなさん来て下さったのに、こんな声でごめんなさい!のどはダメになってますけれど、心では精一杯歌ってますので、この魂の声を聞いて下さい!」と一言ことわって、とりあえず観客からの冷ややかな目線を覚悟して歌い始めました。・・・でも、始まってみたら、みなさんちゃ~んと聞いて下さったんです。一緒に歌いましょう、と言えば、みんな一生懸命に歌って下さって、中には涙を浮かべる人も・・・コンサートが終わった後に「感動しました」というようなコメントまでいただきました。こんな声ではみんなの期待に応えられない、というもどかしさの中で必死に歌った歌が、ちゃんと観客に伝わった、がっかりさせるような結果にならなかった、良かった!神様ありがとう!・・・終わった後は、ただそれだけでした。


しかしそれから日が経つにつれて、そのコンサートを通していろいろ学んだことに気がつきました。 多分、こんなふうに思考回路がまわったんじゃないかとおもいますが・・・

声が全然!出なくても、(100%ではないにしても)お客さんに気持ちは伝わった

でも私としては、伝えようなんて考える余裕もなく、ただただ歌うのだけで精一杯だった

実は、ただひたすら、神に助けを求めて歌っていた

その歌が人々に届いたのだとしたら、そこに神様(聖霊様)が働いて下さった証拠

だとしたら、私の声の状態はそんなに重要じゃなく、神様が働いて下さるかどうかが重要だ

しかもそこに私が行ったのは、自分から頼んだわけじゃない、神様が導いてくれたんだ

間違いは冒さない神様なら、たぶん声が出なかった事も百も承知で、神は私をそこで歌わせた

そうだ、神様が導いて下さる限り、神様の計画で私はそこに置かれるのだから、私の状態によって左右されるものじゃない、ただ私はやるべきことをやればいいんだ、あとは神様が全部整えて、神ご自身が観客一人ひとりに働いて下さるんだから!ただ私は神を見上げて、精一杯賛美すればいいだけなんだ。きっとそうだ・・・!

ということに気がついて、すっごく気持ちが楽になりました。もともとすぐに自分を責めてしまう方なので、声の調子を気にしなくて良いのは本当に楽です。それ以来、医者に行ったり吸入器を使ったりということは自然となくなっていきました。それに、全く声が出ない、なんていう事は皆無で、それどころか以前よりどんどん音域が広がってきました。今まで出なかった音域が出せるんです、しかも毎日酷使していてもです!まあ声がハスキーなのには変わりはないし、午前中に声が出ないのも変わりません、調子の良い時も悪い時ももちろんあります、でも歌に対して前のような気負いがないのは本当に楽です。これって、ヴォーカリストとして「自由を得た」っていう事かも知れません。ああ、神様、感謝!
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  1. 2004/04/13(火) 10:44:19|
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Author:AKO
Gospel Choirを指導して、早いもので丸12年が経ちました。まだまだ成長の足らない私ですが、精一杯みなさんと一緒に歌って行きたいと思います。日本のGospel Choir、がんばろう~~!

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